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■四周年記念アンケート結果発表!
一号「みなさまごきげんよう。呼びかけたのだから結果発表もさせて頂きたい!とやって参りました、オタスケ隊です。今回は、ご協力、心から感謝いたします」
二号「あのアンケートに答えていただけるなんて、なんて心の広い方々がいらっしゃるんでしょう……世の中、捨てたもんじゃないんですね」
隊長「総数57通!空より広く、海より深い心の持ち主の方々だ。おまえ達隊員も見習えよ?」
一号「ええ、隊長もね……さて、では結果発表に参ります!ちなみに、一つ目と二つ目の質問は、延べ数です。数を限定しなかったので……」

■好きな作品を教えてください。
■13票 眩しさに目を細めた先にだって、見えるものはあるだろうという
■11票 web electro
■ 9票 la vision
■ 8票 どこかわからない遠い場所でサボテンを抱きしめる夢を見た/overflow
■ 7票 君を愛する理由などいらない
■ 7票 サイレント・ノイズ(番外 2)
■ 6票 たった一つ欠けたパズルの破片を持っているのはおまえだろう?/風の匂い
■ 5票 雨音/ユーフォリア
■ 3票 満ちてゆく月欠けてゆく月
■ 2票 ゲーム/壊レカケノ月/シュレーディンガーの猫/海の涯
■ 1票 その瞳に映る空/蜜と毒/モノクロームの部屋/夢ノ香/シゴジテン
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一号「一位は略して『可視光線』ですね。なぜなんでしょう?去年も連載は終わっていながら、パズルの破片に負けてたんですが」
二号「web electroの健闘も光ってますよ!これって、やっぱり作者が続きを書かないから……?登場人物の晃平さんもミツイさんも不憫だよなあ」
一号「まあ、あの作者だからな……」
隊長「あそこは可愛い子がいっぱいいるんだよな。わしも職を替えようかのう」
一号「隊長……どんな得意分野があるんです……」
隊長「ん?聞きたいか?知ってるだろう?そりゃあもちろんセッ……」
一号「はい。聞いた俺が馬鹿でしたよ」

■好きな登場人物を教えてください。
■ 8票 周
■ 7票 真己/樹/光己
■ 6票 カイ
■ 5票 浅木
■ 4票 イズル/ミツイ
■ 3票 春日/ルカ/伊織/藤川/晃平
■ 2票 真崎/東/千速/広/蘇芳/七緒/哲史/柏木/
レオーネ/真崎/湊/和高/翠/史緒/和音/各務
■ 1票 静/ファン/葵/キース/雅道/穂積/圭/智/
一号/ユエ/尋由/藍川
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二号「おお!周さん相変わらず強いですね!会ってみたいなあ……」
一号「二位は九重のみなさんだな。隊長がなんとか潜り込めないかと画策してるよ……受けの皆さんだしなあ。それにしても僅差だ」
二号「結構、コメント付けてくださった方もいらしたんですよねー。web electroで呼ぶならユエちゃんだとか。俺もそれには賛成……あ!せ、先輩!」
一号「なんだ、急に大声出して」
二号「だって、先輩が入ってる!!」
一号「え……?」
隊長「お、やるなあ一号。ん?どこかで浮気でもしてきたのか?」
一号「そ、そんなわけないでしょうっ」
二号「わああ。先輩真っ赤だあ。可愛い……」
隊長「こら二号。手を出すなよ?」
一号「あ、ちょっ……何やってんですかっ」
隊長「そりゃあ、ちょっとマーキングを。どわっ」
二号「あ、隊長ー……気絶してる……」

■登場人物たちに質問!
一号「はあ……ええと、こちらはそれぞれ指名された方々に答えてもらいましょう。様々なご質問、ありがとうございます。二号、お茶でものんで少し休まないか」
二号「はーい。今用意しますねー。それにしても先輩……疲れてますね」
一号「ああ、どっと疲れがね……では、あとはみなさま頼みます!質問は多少編集してあることもありますので、ご了承ください」
二号「あ、これ、『気になること』として聞いたことも混ぜてあるって言ってました!それから、九重生たちへの質問は別ページです。こちらから。戻って来れないので、ブラウザのモドルでまた会いましょうね!」

■la visionのお兄様の二人に対する本当の気持ち

尋由「本音は、周、俺をもっと構え!というところなのですが。二人で暮らし始められたら、ふらっと遊びにも行けなくなったし……そう言う点で、穂積さんはときどき邪魔です。もちろん、尊敬はしているんですが。本当ですよ?でも、また周を泣かすようなことがあったら、絶対許しません」

■「la vision」の指月さんと外村さんのその後

周「前より信頼感が高まった感じです。ときどき、指月さんが甘えてるような気もするし……。でも別に、恋愛感情とかは見えない気がするんだけど……」
穂積「もともと二人はお互いの才能に惚れ合っていたからな。指月の趣味と外村の趣味も合わないし。基本的に二人は攻め同士だからな。俺としては、くっついてくれて構わないと言うか、その方が心配事が減っていいんだが……」
周「俺のこと?だから、心配しすぎだよ。別にそうじゃないって」
穂積「いつどうなるかわからないだろう?」
周「大体、指月さんって攻める人っぽくないんだけど……」
穂積「本人がそう思ってる、ってだけの話で、俺もあいつは受け側に回ったほうが落ち着く気がするんだが」
周「だったら!穂積さんとどうにかなるほうがよっぽど可能性があるじゃないか」
穂積「ない。絶対ない。お互い役に立たないぞ、きっと」
周「……それこそ、どうなるかわからないと思うんだけど」

■サイレント・ノイズの左目の人はどうなったのでしょうか?

ジェイク「あのとき見たデータから、キースはまだ生きている可能性が高いので、俺はまだ探しています。あの二人の謎を一応解いた形であの話は終わってしまったので、色々まだ謎は残ったままなんですよね……。いつか書いて欲しいものです」

■ファンさんその後どうなったんですか?!!

ファン「はい!生きてます!もちろん、ユーリも無事捕獲しました」
ユーリ「捕獲された覚えはないけどな。命からがら逃げて、今だって毎日、安全とはいえない環境で生活してる」
ファン「……戻りたい?」
ユーリ「そうじゃないっ。……どうして、どうしてそう言うこと、言うんだよっ」
ファン「ああ、悪かった。ごめん。もう言わないから、泣くなよ」
ユーリ「泣いてないっ」
ファン「うん、ごめん。馬鹿だなあ。俺がそう簡単に戻すかって」
ユーリ「だから、だから嫌なんだよ!馬鹿はおまえだっ」
ファン「わかった。わかったから。もう言わない。約束する」

■『雨音シリーズ』の各務が普段何を考えて湊に仕えているのか……

湊「僕のことを考えているに決まってる」
伊織「その言い様はどうかと思うけどな……。ところで、なんで湊が答えているんだよ?」
湊「私は裏方なので、とかわけのわからない理由で拒否された」
伊織「まあ、苦手そうだけど。成宮のじいさんの前とか、大物がずらっといるところでも平気で話は出来るくせに」
湊「そうなんだよね。こう言うところじゃないといちゃつけないのに!恋人であるより前に、ボディーガードっていうのは、どう言うことだと思う?!」
伊織「そのへんは、あんまり変わんないんじゃないのか?」
湊「なんで?全然違うじゃないか!伊織はいいよ。和音帰って来るもんね」
伊織「は?いつ?!」
湊「……ふーん。知らないんだ。じゃあ言わない」
伊織「湊っ」

■志筑さんへ。ズバリ!和音さんってどんな人ですか?シリーズを読んでいると、とても世界を相手に自分の音楽で渡っていけるほど強い人には思えなくて…(失礼でごめんなさい)特に、和音の音楽に対する姿勢とか、考えとか知りたいです。

志筑「真藤はあんな風に見えて、結構強かだし、音楽に対する姿勢は曲げない。ただし、あまり冒険心がないというか……。自分が弾きたいように弾ければ良くて、だから新しいことをしようとしない。毎年、同じようなところで弾いてるんだよな。音楽家としては、自己顕示欲が足りなさ過ぎる。
真藤の音楽に対する姿勢というのを、改めて聞いたことはないかなあ。真藤は昔から自分のためにバイオリンを弾いていて、それが自己表現のようなものだったから、言葉にできないことが多いんだと思う。理論とか、教授との話合いとか、すごく苦手だったから。だから真藤の性質上、あまり情熱的な弾き方はできなくて、その辺りは良く足りない、と評されてた。それがあの坊主にあって、一皮剥けたから、これからが楽しみなところだな」

■各務サンに湊くんへの愛を語ってみて欲しいのですが・・・無理でしょうかね。

湊「無理なの?各務、語れないって言うの?」
各務「……確かに、言葉にならないほど想っていますが」
湊「何それっ。ずるい」
各務「大体、相良様の方がわかっていらっしゃるご様子なのが、なんとも哀しいところです」
湊「伊織の方がわかってる?」
各務「私が、ボディーガードとして、仕事だから湊様を守っていると思ってらっしゃるのでしょう?」
湊「だって、そうだろう」
各務「……ボディーガードである前に、恋人として大切な人を守りたいと思うのは、当然のことだと思うのですが?」
湊「……あーもうっ。なんだよ。突然さらっとそう言うこと言うなよ!」
各務「語れと言ったのは、湊様ですよ?」

■ミツイさん達の世界の方からの視点での物語、読んでみたいです。寮生活みたいな感じなんでしょうか?(こちら記念にして欲しいことで)

ミツイ「こっそりばらすと。本当はサービス担当たちの話もあるはずなんだ。そこでweb electroの世界がわかるはずなのに……。ああ!早く晃平に会わせて欲しい!」
ユエ「そんな、狼みたいに吠えてるから晃平に逃げられるのよ。えーと、こっちの世界というか、まあ私達の職場は、一つの街みたいになっています。コミュニティと呼ばれる場所が本部で、あとは各自に部屋が与えられます。ランクはあるけれど、一番低いランクの部屋でも快適よね?」
ミツイ「まあな。一人で暮らす分には問題ない。買い物は外と変わらないものがネットで買えるし」
ユエ「もちろん、娯楽施設もあります。一体何人いるのかわからないほど、大きな街よね」
ミツイ「大都会とは言わないけど、中規模都市ではあるよな。そこから旅行に行けないってだけで、ほとんど外とは変わらないと思うけど」
ユエ「そうね。後の詳しいことは、そのうちわかる……ことを祈ってます」
ミツイ「その前に晃平!晃平に会わせろ!」

■web electroの夢担当のお嬢さんとそのお兄さんの話とか、ナビゲーターさん達の舞台裏はどうなってるんでしょう?お話の中でも少し触れられていましたが。■ web electroのミヤコちゃん、大切な人ってどんな人ですか?

ミヤコ「兄の話は、したいようなしたくないような……皆さまもご存知なんですよ?私には優しくて、とても大好きなのですが、ときどき兄の妹であることを隠したくなるときもあります。コミュニティでは、実際隠していますし……。
舞台裏は、上で少しお話が出ていたようですね。確かに、街中が一つの組織に属していることを除けば、外と変わらないのではないでしょうか?私のお気に入りのカフェなどもあるんですよ。
それから、えーと、最後の質問ですが。彼は、とても優しい人です。ときどき、泣きたくなるぐらい、安心できます。懐の深い人で、色々助けてもらいました。すみません。この辺りでご勘弁ください」

■智耶子の婚約者の須賀さんとはどんな性格でどういう風に喋るのか気になってます。

須賀「俺にまで質問が来るとは!ありがとうございます」
智耶子「性格は、本人がいうと五割増ぐらいは良くなると思うので、私から。変に人の機微に敏くて、時にはそれを利用しようとさえするのに、ときどき弱気になります。基本的には、尊敬したくなるほど要領がいい」
須賀「智耶子……それって誉めてないね」
智耶子「誉めるわけないでしょう?おかげで良いように振り回されて、ころっといちゃった恨みは忘れないわよ!」
須賀「それは恩って言って欲しいな」
智耶子「そう言う、余裕綽々なところも可愛くない!」
須賀「それでも俺に惚れてるんだろう?だいたい、藤川くんと比べたら、みんな可愛くないと思うけど」
智耶子「藤川とは別れようと思ってたけど、この人に転ぶ予定じゃなかったのにっ。悔しい……」
須賀「まあまあ。俺で我慢しときな?」

■キースには何か、こだわりの一品的なものがありますか?

(キースは、裏の「ゲーム」の登場人物の一人です)
キース「昔から大事にしている万年筆があります。祖父から貰った、モンブランのものですが、あまり派手さがない、でも重厚さのある銀の万年筆です。今でも大事な手紙や書類はそれで書きます。あとはそれほどこだわっているものはないかな?」
クリス「ない?全く、自覚がないのは嫌だよね。この人はお坊ちゃまなので、昔から良い物ばかり口にしているし、身に付けてます。なので、質が下がると途端に見抜いて手を伸ばしません。本人は、贅沢を嫌ってますが」
キース「ああ、そうか。俺の好物、あったな」
クリス「……いい、言わなくて」
キース「ほんと、贅沢だとときどき思うよ」
クリス「……口出した俺が馬鹿だったよ。わかった。もう何も言わないから」
キース「そんなに怖がらなくても。クリスは質が落ちることなんてないだろ?そうだな。こだわりの一品だと言ってもいいかもな」
クリス「誰かれ構わず手をだすキースに言われたくないよ……」

■天敵、苦手としている、こいつには勝てない〜という人をキャラ全員に質問したい

周「キャラ全員は多すぎてしまって無理なので、上位人気キャラが答えます。って俺、二年連続なんですね……ありがとうございます。
俺の天敵……苦手ではないし、甘えてる部分も大いにあるんだけど、だからこそ、一真かなあ。ついつい甘えて、尋由に色々なことが筒抜けになって、後で困る。そう言う意味で、勝てません」
真己「小倉の同居人、田井が天敵!というか、どうも俺を目の敵にしている気がする……まあ、小倉とは昔から仲が良かったし、ずっとつるんでいたから、嫉妬されているんだとは思うんだけど。誤解も大いにある。小倉とは友人の域を越えたことはない!」
樹「特にいません。陸上のことでは、やっぱり高居に勝てないけど、苦手ではないし。でも、そう言う意味で、勝てないな、と思う人間は九重にはたくさんいます。執行部の人間をはじめとして」
光己「天敵?八潮!八潮だろう。でも、苦手とか勝てないとか言うのは、癪に障る。思ってても言いたくない。あ、勝てないのは浅木にも勝てないな。悔しいけど」
カイ「天敵ー?いないよ、そんな奴。俺が誰かに負けるわけがない!意地でも勝ちます。なので、天敵はいません。ああでも、メイはちょっと苦手だったかなあ……簡単に掌で転がされるのが悔しい」

■初めてのときはどうでしたか?(キャラ全員?)

周「これも全員は無理なので……って、俺が答えるの?」
真己「だよな。俺が知るかって逃げてもいい?」
樹「あれは、恥ずかしかった……」
周「それはさ、幸せなことだよ。俺なんかもう、途中で哀しくて哀しくて」
真己「俺もちょっと泣きたい気分だった。どうにもならない位欲しいんだけど、空しさみたいなのもあって」
光己「そんな……どうしてですか?」
真己「気持ちが合わない前だったから」
光己「俺は、最初は正直怖くて、あとは幸せに泣きそうでした。安心みたいなものもあったし」
カイ「何かみんな大変なんだなあ。えーと、初めてって蘇芳とだよな?俺の場合はひたすら良かった。あれは、マジでやばかった」
樹「……でも、初めは痛いでしょう?」
カイ「初めはね。でも慣れたら平気。ついでに、相手が上手ければ天国!」
周「ああ、あれは痛かったな。俺なんか何もかも」
真己「俺も。痛みとかより、そこまでして手に入れようとした自分が哀れだった」
樹「え……春日って……」
真己「うーん、まあ、俺に襲われたと言うか。内緒だよ?」
樹「いや、有効活用させて貰います」

■オタスケ隊の皆さんの過去……はともかくとして。

二号「え?ともかく、なんですか?聞いてくれないんですか?」
一号「なんだ二号。聞いて欲しいのか?」
二号「いえ……別に、そんな。俺はそんな大層な過去があるわけじゃないし」
一号「いや、こう言う質問も来てるぞ。『二号くんがどうしてオタスケ隊に入ったのか』……そもそも、どこでここを知ったんだ?」
二号「いや、大学の先輩が職があるって電話してきて。面白そうだなあと」
一号「なんだ?就職先がないからってこんなところに就職したら、親が泣くぞ!」
二号「……って先輩。いいんですか、それ。それに、俺、一応就職決まってたんですけど、こっちの方が面白そうだなあって。ほらこれ」
一号「ん?一流企業じゃないか!おまえ、道間違えたな……」
二号「しみじみと言わないで下さいよー。別に気に入ってますけどね。先輩と一緒だし。ところで、先輩にも質問来てますよ。『一号くんはいつまで隊長をあしらってられるのか』だそうです。俺も興味あるところです」
一号「べ、別にあしらってるわけじゃあ……」
二号「まあ、照れと嫉妬なんですよねえ」
一号「違う!」
二号「俺の推測では、あしらった後でたっぷり可愛がられていると思われます。……先輩って、もしかしてマゾ?」
一号「どうしてそうなるんだっ!断じて違う!」

■あの、オタスケ隊の隊長に質問です(笑)。隊長は隊員一号さんと二号さんのどちらが本命なんでしょうか…?(二号さんってあやしいですね・笑)

二号「ええ?!そりゃあ、先輩ですよ。俺は所謂二号さんでもないです!」
一号「な、何を言ってる!本命なんて立場はおまえにくれてやる」
隊長「二人とも何を心配しておる。まあ、安心せい。俺はみんなを平等に愛せる、心の広い、ついでに精力もある男だ」
一号「そこが余計ですよ……」
二号「なんだか、誤解されてるようですが!俺、やられてませんので」
一号「ええ?!そうなのか?」
二号「なんで先輩まで驚いてるんですか……。まあ、前を舐められて昇りつめましたけど。それだけです」
一号「そうだったのか……」
二号「大体、俺はそれなら先輩との方が……」
隊長「二号!そんなことが許されるはずがないだろう!なぜこのわしが隊長で、貴様が二号だと思っている。一号は俺が手塩にかけて育ててきて……」
一号「わあっ。何を言ってるんですかっ。育てられた覚えなどありません!」
隊長「じゃあ何か?他の男にもおまえはその後ろを許しているとでも……」
一号「あなたという人はっ」
二号「あっ、隊長っ。……また気絶した。大丈夫なんですか、こんなに頭叩いて。それとも、隊長こそマゾ……」
一号「二号、君も少し口を慎みたまえ!」


■作者に質問!

■ 雨音シリーズの続編は書かれないのでしょうか。伊織と和音のその後が気になります。

そう言えば、あの続きがありそうな短編を書いて、もう一年なんですねー!びっくりです。時間があるのなら、続きは書きたいのですが、今のところ他のもろもろ書きかけの話を終わりにしたいのと、その他書きたい話もあって、ちょっと予定はわかりません。私は気分で書く話を決めて書いているので、突然無性にどうしても書きたくならない限り、雨音はいつになるやらわかりません……すみません。一番古い話なので、今でも続編を希望していただけるのは、とてもとても嬉しいのですが……

■作者のつむぎ出す、切なさかげんの心地よさは、一体どこからやってきて、どこへ行くのですか

それが一体、どこからやってくるのかは、わかりません。でも、願わくは、あなたのもとへ行って欲しい……。もちろんそれが、心地よいままで。

■『満ちてゆく月欠けてゆく月』で、ルカとレオーネのモデルとは?

実は、モデルがある、と書いたことがあったことへの質問です。
さて。二人とも巨匠と呼ばれる画家で、ルカはレオナルド・ダ・ヴィンチを、レオーネはボッティチェリをモデルにしました。ただ、かなり違う人物になりました(笑)もともとは、二人は仲が悪いという話から始まったのに……ダ・ヴィンチが美少年で、ダヴィデのモデルになったのは有名な話で、やはり師匠は彫刻家。そして、ダ・ヴィンチの絵を見て筆を折ったという逸話もあります。また、ボッティチェリはメディチと近い関係にあったことで知られています。彼は最後まで画家でしたが。
その他にも、色々細かい点でモデルにしているところがあります。でも、結局かーなーり違う人たちになったことだけは、言っておきます。

■九重って、どこか実在の高校のモデルなどはあるんでしょうか?

ないです!(笑)学園ものを読んでいて、「全寮制」で「男子校」で「閉鎖空間」で、というものに惹かれまして。面白そうと思ったら、いろいろ思い浮かんできて、九重が出来ました。忘れないように、建物とか部屋の図面とかまであるんですよ(笑)まだまだ決まっていないことも多いのですが、決まっていることのいくつかは、そのうち話の中でちらりちらりと出せたらなあと思っています。九重大附シリーズ、主役はなんと言ってもこの「学校」そのものなので!

■今まで見た映画で一番印象に残っている映画は何ですか。好きな俳優とかも聞きたいです。

ぱっと思い浮かんだ映画があるのですが。タイトルさえ思い出せませんでした。昔、日記に書いた覚えがあったので、探し出してみました。Peter Greenaweyの「Drowning by Numbers」その時に書いた、映画の内容と言うか感想と言うかを少し。

「星は100までしか数えないわ。後は同じだもの」と言う、星を数えながら縄跳びをする少女。
死体を見つけては花火を上げる、少年。
浴槽で海でプールで、それぞれの夫を水死させる祖母、母、娘。
70番と71番のファン・アイク。
ひたすら数えられる数、数、数。
そして、少女が言うように、それは100までで十分。

と言う、不思議な不思議な映画でした。
俳優さんは、特にこの人の大ファン!という人はいないのです。ただ、テレビででしたが、唐沢寿明が舞台で演じているのを見たときは、上手いんだなあ、と思いました。女優さんでは、篠原涼子に哀しい悪女を演じて欲しい。彼女も上手いと思うのです。
なんだか質問の答えになっていませんね……すみません。

■執筆中のBGMとかありますか?この作品のイメージの曲はこれ、とかあったら聞いてみたいです。■ 普段どういった音楽を聴かれるのでしょうか。また、執筆の際何か決まった音をかけられることはあるのでしょうか。

実は私、音楽にはものすごく疎いです。(それで雨音シリーズを書いた、無謀な私)音楽は本当に聴くというよりBGMで、小説を書くときも気分で音楽をかけるだけです。テレビのときもありますし……言葉がうるさいときは、歌詞のないもの(テクノ系、クラシック、サウンドトラック)をかけ、それがさらに耳につくときは、一切消します。というわけで、決まっていません……。ときどき、作品の雰囲気に合わせて音楽をかけるときもあるのですが。サイレント・ノイズのときは、FINCHという、ロックなグループの曲を良くかけていました。
というわけで、普段もばらばらです。日本人歌手ならば宇多田ヒカルから浜崎あゆみ、ミスチルなども聞きますし、外国人歌手ならばリサ・ローブ、ミッシェル・ブランチなどが好きです。マドンナとかU2のときもあるし……ただ、あまりフランスの歌手は聞きません(笑)うーん。フランス語が頭にひっかかるときもあるし、今のところ好みの曲に出会っていないのです。

■登場人物紹介コーナーなんて作る予定はありますか?

全部はちょっと無理そうですが、九重のシリーズは作ろうかなあと思っています。実は三周年のときに既にちらほらとご要望はあったのですが、当時はそれほどシリーズも揃っていなかったので、見送ったのでした。紹介コーナーというより、備忘録的なものになるような気がしますが……

■『コレガ僕ラノ進ム道』を書かれた動機というか理由というか、そのようなものはなんだったんですか。

きっかけ、のようなものは、あった気がするんです。でも、思い出せない……。ただ、藤吾の性格ならば絶対、体格は良くないと、「男」が出せないなあ、と思ったのです。と言うか、あの体格で優しかったら……と考えたら、気弱な藤吾ができてしまったのですが。
マイナー路線。私は楽しく書いたのですが……どうなんでしょう??

■『あふれ出る言葉など何の役にも立たない』について

九重の一つですが。
えーと、実はこれ、九重の連載が始まった当初からタイトルは置いてあったんです。その頃はそのうちUPできるだろう、と思っていて……せっかくシリーズのインデックスを作ったのに、一作品では寂しいなあと思って置いてあったのです。ところが。
ちっとも終わらないんですよね……一年生同士なので、本当はこの話が一番九重のことがわかるんです。だから、一番最初に読んで頂きたいのにー。
というわけで、当初の「割増感」を誤魔化す役目は終わったので(笑)、そしてやっぱりいつできるかわからないので、ちょっと消しておこうかなあ……と……。
それを望んでいたわけじゃないんです!という声が聞こえそうですが、確かにあるとクリックしたくなっちゃいますよね。なんだか期待させてしまって申し訳なかったです。次はちゃんとUP出来るときに、お目見えできることを祈って。

■パリについてのサイトはやっていらっしゃらないのですか?

サイトは、これ以外には持っていません。そして、実はわたし、パリに住んでいるわけじゃないんですよー。フランスでも中堅どころ(?)の田舎です。検索などで引っかかってしまうと困るので何処とは書けませんが。(友人達には内緒でこっそりやっているサイトなので、迷い込まれると困ってしまうのです)

■ちょっと聞いてみたかったコト?フランスの生活……かな。

フランスの生活、というと、なんだか優雅な感じですが、学校と家と家庭教師先との往復の毎日です。学校が始まってしまうと本当に余裕がなく……合間に執筆(笑)でも、サイトは逃げとストレス解消に役立っているのが本当のところかもしれません。
もう少し、日記で生活のことも書けたらなあと思います。

■ 満月欠月の最後、ジュリアーノが書いて欲しいと言った人って?

ジュリアーノは、歴史上、実在した人物です。そして、彼は美人の恋人と悲劇で知られている人で、その恋人のことをちらりと出してみました。

■「web electro」近々更新される予定はありますか?■web electro の続き。

ああ……のんびり更新、すみません!!今回、結果の通り人気第二位になったのも、こののんびり過ぎる更新の所為で、実はファンの方々を誘い出してしまったのではないかと思っています(笑)。こうなったからには書きますので!そして、晃平以外の客も書きたい……。

■各小説の説明の項目にあるカップリング表記について。あえて書かれてないのはネタバレ防止なんですか?

ネタバレ防止、というよりも、あまり予備知識なしで読んで欲しいなあと思っているからだと思います。思います、というのは、あまり考えていなくて(笑)今回改めて考えて見たからです。あらすじは必要だと思っているんですけれども……。

■Web拍手などの、一言短い感想を送る事のできるミニアンケートを設置するご予定など、ございませんでしょうか?

設置したら、活用して頂けますでしょうか?(笑)
実は、CGI設置型だと思っていたんですよー。(このサーバはCGIは使えなくて)それで、今回調べてみたら、登録型もあるんですね!発見でした。ということで、今回設置してみることにしました。拍手ではなく、握手にしました。気が向いたときに、手を伸ばしてみてください。


最後に。
今回のアンケートにご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。色々と感想を書いてくださる方も多く、とても楽しく読ませていただきましたし、励まされもしました。毎回、票が割れてくれる辺りと、前回と結果が異なる辺り、密かに嬉しいところです。新作への意欲が出ます。でも、完結作品の続編、番外編を!という声が多かったので、そちらも頑張っていきたいと思います。
四周年、これだけやってこれたのも、読んでくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。これからも、どうぞ「無傷ノ眼球」、並びに管理人をよろしくお願いいたします。
2004年 12月18日 初瀬おん拝


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